発汗促進・発汗訓練

手足温浴の特徴として大量の汗をかくことが上げれます。温浴により手足の末梢神経のを温める効果もありますし、温浴による血行環促も期待できます。

現代人は汗をかかなくなってきたと言われます。エアコンで温度制御されたオフィス・家庭環境では汗をかく機会が減って、人間が本来もっている体温調整機能がうまくできず不調を訴える人も増えました。例えばエアコン病や過度の冷え性・・・。温浴で発汗する習慣・訓練をすることが可能です。時間がないひとや運動の継続が難しいかたなど、発汗の促進訓練のためぜひ手足温浴をお試しください。

ツボ効果

ツボ効果中国医療では、末端神経、ツボの多くが手足に集中していると言われ、手足のツボに温熱刺激を行う事は、多くの症状の改善に効果がある事が報告されています。

手軽な温浴

手足温浴は、半身浴の身体への負担の少なさと、足浴の手軽さを兼ね備えた合理的な入浴法です。全身浴などに比べ、のぼせ、疲れが少なく比較的長時間の温浴が手軽に行えるのが特徴です。

入浴温度一般に40℃以上の熱いお湯につかると交感神経が優位になり、40℃以下のぬるめのお湯につかると副交感神経が優位なると言われています。睡眠前などはぬる目、お目覚め時には熱めをお試しください。 

風呂やサウナのような全身浴とちがい、身体に対する負担が少ないので、ご年配の方、小児、病弱、虚弱な方でもお気軽にご利用ただけます。

入浴の注意点

入浴前後には、十分な水分補給を行ってください。また大量に汗をかきますので無理な入浴をお控えください。体調については医師にご相談ください。 

入浴時間40~42℃で20分が標準的な時間です。長時間の入浴、繰り返しの入浴は十分注意して行ってください。

入浴剤

手足温浴に適した浴剤現在数多くの入浴剤が市販されています。いろいろな入浴剤をミックスしてお使いの方も多く、体調季節に合わせての入浴を。あなたにあった入浴剤をお探しください。

種類一般に言われている効能備考
生姜(ジンジャー)冷え性・神経痛・
自立神経失調症など
昔からある有名な入浴剤
ゲルマニウム新陳代謝の促進入浴剤人気No1、スタンダード
天然塩  冷え性、美容お肌つるつる
大根干葉冷え性、神経痛、生理不順など
ドクダミ冷え性、神経痛、水虫など
乾燥よもぎ冷え性、神経痛、しもやけ・
あかぎれ・ひび
イチヂク冷え性、神経痛、ひびやあかぎれ、
肌荒れ、イボ取りに
びわ葉 冷え性、神経痛、肌荒れ
重曹冷え性、神経痛、糖尿病、痛風炭酸水素ナトリウム、炭酸水
炭酸冷え性、神経痛、糖尿病、痛風炭酸泉と呼ばれ医療でも使用されています。ただし通常38度程度で使用しますので発汗量は落ちます
漢方薬草イヨウ・センキュウ
トウキ・チンピ・・・
アロマオイルアロマオイル各種